ジョー・ギブス【Joe Gibbs】

60年代から70年代にかけて多くのヒットを生み出したジョー・ギブスのレーベル

ジョー・ギブス(Joe Gibbs)、本名ジョエル・ギブソン(Joel Gibson)のレーベル。1966年に初期ロックステディー（rocksteady）のヒット曲、ロイ・シャーリー(Roy Shirley)の’Hold Them’をプロデュース。68年にはストレンジャー＆グラッディ（Stranger & Gladdy）の’Just Like A River’と’Seeking Is Knowing’といった名曲をリリース（アマルガメイテッド・レーベル（Amalgamated）から）。その頃からリー・ペリー（Lee Perry）と組むようになるが仲違い、リー・ペリーが’People Funny Boy’で攻撃すれば、ジョー・ギブスも’People Grudgeful’で応戦した。

デニス・ブラウン(Dennis Brown)の’Money In My Pocket’、カルチャー（Culture）の’Two Sevens Clash’などルーツ・レゲエを代表する作品を残している。70年代初め頃からランディーズ（Randy’s）で働いていたエロール・トンプソン(Errol Thompson)をエンジニアに向かい入れ、マイティー・ツゥー（Mighty Two）として活動、「African Dub」シリーズなどの傑作を残している。