ランディーズ【Randy’s】
60年代スカの名曲を数多くリリース、のちに世界最大級のレゲエ・レコード会社へ
レコード店を経営していたヴィンセント・ランディー・チン(Vincent ‘Randy’ Chin)が始めたレーベル。
ジャマイカ独立の年、1962年にプロデュースしたロード・クリエーター(Load Creator)の’Independent Jamaica’が大ヒット。その後もアルトン・エリス(Alton Ellis)の’Mouth A Massy’や’Ska Beat’、スカタライツ(The Skatalites)の’Tribute To Nehru’などKillerなSkaの名曲を数々リリース。
69年には自身のショップの2階にレコーディング・スタジオ『Randy’s Studio 17』を設立。ボブ・マーリー(Bob Marley)をはじめリー・ペリー(Lee Perry)、オーガスタス・パブロ(Augustus Pablo)など名だたるアーティストたちがこのスタジオから傑作を生み出していく。ミックスはのちにジョー・ギブス(Joe Gibbs)とともにMighty Twoとまでいわれるようになるエロール・トンプロン(Errol Thompson)がおこなっていた。
70年代に入ると息子クライブ・チン(Clive Chin)によってインパクト(Impact)レーベルへと引き継がれる。その後チン一族はニューヨークへ拠点を移し、2007年にはVP Recordsを設立、世界最大級のレゲエ・レコード会社へと成長した。
RANDY'S & IMPACT MIXon Mixcloud
Vincent 'Randy' Chin
Producer